鉛筆工場見学 シンを作る
鉛筆工場見学 シンを作る
黒鉛と粘土をまぜる
黒鉛と粘土をまぜる シンは粉(こな)のコクエン(黒鉛)とねん土でできています。
コクエンとねん土に水をくわえて、よくかきまわしてまぜます。
コクエンが多いとこいシン、ねん土が多いとかたいシンができます。
芯を押し出す
芯を押し出す コクエンとねん土と水が混(ま)ざった材料を、水てっぽうと同じしくみでおし出して、細いシンにします。
つぎに長さを切りそろえます。
シンはまだ羊かんのようにやわらかいじょうたいです。
そしてコロコロまわしながらかわかします。
芯を焼く
芯を焼く 1000度(℃)くらいの高い温度で約一昼夜(いっちゅうや)という長い時間をかけて焼(や)きます。
シンはかたいかたまりになります。
しんに油をしみこませる
しんに油をしみこませる かたくなったシンに油をしみこませます。
なめらかに書けるようになり、折(お)れにくくなります。
これでシンは完成(かんせい)しました。

トップページへもどる

© 2001 東京鉛筆組合昭午会,All right reserved.