持てなくなった長さの鉛筆を使って作成した「鉛筆山」
投稿:千葉市 木暮 文恵さん

  「入学祝は電動鉛筆削り器」の頃に小学生となった私ですが、家の方針で「鉛筆を削るのはカッター」。毎日悪戦苦闘しながら鉛筆を削っていました。その頃、母が設計士の方が、使い終わった鉛筆の芯を長く伸ばして削り、数本を張り合わせた針山を作成しているテレビ番組を見て、真似をしてみることになりました。
  最初は鉛筆も丸形や六角形とバラバラで、長さも持てなくなったら、としていたので、張り合わせた山も凸凹でしたが、徐々に形、高さを合わせて均一を心掛けて使い切りました。小学校6年間で226本、中学校3年間347本、高校3年間386本、大学6年間431本、それぞれの鉛筆山が完成しました。
  現在は医者という職業上、「消える、消せる」鉛筆を使用する機会はとても減ってしまったのですが、時々小学生の息子の鉛筆をカッターで削っている時に、一本一本異なる木の硬さ、芯の当たり具合が懐かしく、時々はっとするような良い芳香の鉛筆に出会えると嬉しくなります。

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